【基礎知識情報】永代使用権の購入をするお墓

お墓探しを難しく考えている人がいますが、ある程度の知識を知っていれば賢く探すことが出来ます。
中には半永久的に利用をする人もいるのですから、間違えの無いお墓探しをしましょう。 家や土地などの所有権とは異なっており、墓地の使用権は、使わなくなったとしても人に売ったり貸したりは出来ません。
さらに、最初に墓地を購入したらそれで支払いが終わりではなく、管理費を定期的に支払うこととなります。
墓地を購入するということは、永代使用権を購入するという意味で土地そのものを買うものではありません。
『その区画に墓石を建て子孫代々使える権利』に対し『永代使用料』を支払うということになっているのです。

 

多くのお墓では、一定期間管理費を滞納してしまいますと、永代使用権が抹消されてしまうことがあります。
ですので墓地の後継者と毎年の管理費というのは、確認を怠らないようにお気をつけ下さい。

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【基礎知識情報】永代使用権の購入をするお墓ブログ:2017-10-21

記憶の軸が少しずつずれはじめた母が、
姉の家族と暮らすようになって10年になる。

母の容態が急変することはなかったが、
記憶の糸は緩やかに、しかし確実に細くなっていく…

今では、母にとって
日々会えないわたくしは、
どこかのお姉さんであったり、
誰かの奥さんであったりする。

そんな母が去年の春、
急な発熱で慌ただしく入院した。

そのことを告げる電話での姉のゆっくりとした口調が、
かえって母の緊迫した状況をうかがわせた。

ナースステーションからよく観察できる位置のベッドで
母は眠っていた。

義歯をはずしたくち元はくぼみ、
そこから息が洩れ続けることだけを祈りながら
蒼白い母の顔をみつめた。
とうとう…という言葉が頭を過ぎる。

ありがたいことに、
熱は上下しながらも少しずつ平熱に近づいていき、
入院から三日後、一般病棟の個室に移ることができた。

快方に向かってはいたが
熱発の原因が不明とのことで、
姉とわたくしは
交代で一日中母に付添った。

体温が安定しないことが不安だったこともあるが、
母と二人きりになれる時間を
わたくしは大切にしたかった。
ここなら、今なら、照れずに思いきりやさしくできる…

食事前、おしぼりで手を拭いてやると、
「ありがとうございます。すみませんねぇ」と
他人行儀なことを言う。

ミキサーで砕いた形のない食事でも、
「ああ、おいしい」と目を細め、
介助するわたくしに、
「ねえさんも、おあがんなさい」と気を遣う。

童謡のCDを流すと、
言葉を覚えはじめたお子さんのように語尾だけをくちずさみ、
指で調子をとる。

多くの言葉を忘れてしまっているはずなのに
プラス指向の言葉だけが出てくることは、
母を世話するわたくしにとって
何より心安らぐことだった。

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